秘湯の定義?

インターネットのサーチエンジンで「秘湯」と入力すると、驚くほどたくさんのヒットが表示されます。
秘湯」についてこれほど多くのファンや旅行業者であろう会社がそれぞれの情報や感想、レポートを寄せているのです。

それほどまでにニッポン人は温泉好きで、その究極の場所が「秘湯」なのでしょう。そしてまたその大半のサイトで“秘湯の定義”について触れられているのもおもしろい特徴のひとつと言えるでしょう。

それでは秘湯とはいったいどういうものを言うのでしょうか?
そもそも秘湯などというものは、山の奥深くにひっそりと沸き、多くの場合人の手が加わっていない、もちろん入湯料など取る人間もいない温泉のことを言ったのでしょう。
ところが、インターネットの爆発的な普及と共に「秘湯」は本来最も特徴的なの“希少価値”を失い、公然の秘密となり始めているのも事実でしょう。

それでも温泉好きなニッポン人たちは、休日ともなると一斉に車を山奥へと走らせるのです。
つまり、秘湯とは、「殆ど知られていない山奥の温泉」から「連休でもあまり人が押し寄せたりしない山奥の温泉」といったレベルにハードルが下げられ、比較的安直に楽しめる温泉として楽しまれているのでしょう。